気象庁によると
「猛暑日」とは最高気温が35℃以上の日を指します。
今年は猛暑日続きですが
夏バテはしていませんか?
夏バテをすると身体がだるくなったり
食欲がなくなったりと
とても辛いですよね。
それに、夏バテだと思っていたら
実は熱中症だったということもあるので要注意です。
今回は、夏バテにならないための3つの予防策と
「熱中症かも?」と思ったときの対策をお伝えします。
・エアコンの温度は26~28℃に設定する
暑いからといって室温を26℃未満に設定すると
身体が熱を発散しにくくなります。
エアコンの風が直接当たらないようにして
室温は26~28℃になるように設定しましょう。
・服装で調整する
室温28度で快適に過ごせるように提案されたのが
クール・ビズファッションです。
だけど、職場ではカジュアルな服装ができなかったり
室温28℃では汗をかいてしまうこともあります。
そこで注目したいのが素材です。
速乾性のあるポリエステルのインナーや
綿や麻のシャツなど通気性がいい素材を選ぶだけで
体感温度がずいぶん変わりますよ。
・水分と栄養を十分にとる
夏バテを防止するためには
しっかり食べることが大事です。
そうめんやざるそばなど
あっさりとした麺類がおいしい季節ですが
栄養が偏ると体力が落ちてしまうんです……。
暑い時期だからこそ、
肉、魚でたんぱく質をとり
野菜や果物で、ミネラル、ビタミンを補給しましょう。
それから、こまめに水分補給をするのも忘れずに!
汗をかいているのに水分をとらずにいると
脱水症状を起こす恐れがあります。
なので、のどが渇く前に水分をとるのがポイント!
また、汗と一緒に体内のミネラルや塩分も失われるので
スポーツドリンクなどで補いましょう。
コーヒーやお茶などの利尿作用がある飲み物は
水分補給には向いていないのでほどほどに。
◆夏バテじゃなくて熱中症かも?と思ったら……
めまい、吐き気、頭痛、下痢などの症状が出たときは
熱中症の可能性があります。
そんなときは、ただちに涼しい場所に移動して
スポーツドリンクや経口補水液で水分補給を。
自分で水分補給ができないなど症状が重い場合は
すぐに救急車を呼びましょう。
いかがでしたか?
体温の調整がしやすい服装や室温で過ごし
栄養や水分をしっかりととるのが
夏バテ防止に有効です。
そのためにも
自分の身体の変化に敏感になり
早めに対策をとることが大事です。
まだまだ暑い日が続きそうなので
気をつけてお過ごしください。