半年間の厄落としに! 「夏越しの祓」とは?

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あっという間に2018年も半分が過ぎました。

 

前半に取り組もうと思っていた仕事ができていない!

 

と、頭を抱える人も多いかもしれません。

 

 

ですが、無事にこの半年を過ごせたことを感謝して

 

新たな気持ちで後半を迎えることも

 

大切だと思いませんか?

 

 

今回は、半年間の厄を落とす行事である

 

「夏越しの祓」についてお伝えします。

 

 

 

・「夏越しの祓」はどんな行事?

 

「夏越しの祓(なごしのはらえ)」とは

 

半年間のけがれを落とす行事で

 

年の後半の健康と厄除けを祈願するものです。

 

もともとは旧暦の6月末に行われていましたが

 

新暦に移った現在も6月30日ごろに

 

全国各地の神社で行われています。

 

 

 

・「茅の輪(ちのわ)くぐり」で厄を落とす!

 

茅の輪(ちのわ)とは、茅(ちがや)という草で

 

編んだ大きな輪のことです。

 

この時期になると神社の境内に

 

大きな茅の輪が作られます。

 

 

茅の輪くぐりでは、8の字を書くように3度くぐり抜けます。

 

こうすることで、病気や災いをまぬがれると

 

いわれています。

 

 

また、人のかたちをした「人形(ひとがた)」を

 

神社に納めたり、川に流したりする風習もあります。

 

 

・食べて厄を落す、トレンドの「夏越しごはん」

 

茅の輪くぐりをした後は

 

「水無月」という和菓子を食べます。

 

ういろうの上にあずきが乗った三角形の和菓子で

 

あずきには邪気を祓うという意味があります。

 

 

同じように、「夏越しごはん」もこの日に食べるものです。

 

緑や赤色の旬の夏野菜を使った丸いかき揚げを

 

雑穀ごはんの上に乗せて

 

しょうがを使ったおろしだれをかけたごはんです。

 

 

丸いかき揚げは茅の輪をイメージしていて

 

邪気祓いをする赤の野菜を使うのもポイントです。

 

 

夏越しごはんを食べる風習は古くからありますが

 

夏バテ防止のために一般的にも広まっています。

 

 

緑はゴーヤ、オクラ、ピーマンなど

 

赤はパプリカを使うというように

 

旬の野菜にしょうがのおろしだれをかけるので

 

夏バテ対策としてもバッチリですよね。

 

 

夏越しの祓で今年前半の厄を落とし

 

後半の健康と厄除けをして

 

今年の後半がより良い時間になるように

 

祈願するのもいいのではないでしょうか?

 

 

そして、水無月と夏越しごはんでしっかりと体力をつけ、

 

蒸し暑いこの時期を元気に乗り切りましょう!

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