インプットするだけじゃない! 「伝える読書」をする方法

 In ブログ

ようやく暑さも落ち着き

 

夜は読書をするのに良い時期です。

 

 

気分転換に本を読むのもいいですし

 

専門知識を学んで仕事に活かすのもいいですね。

 

 

その知識や感想を誰かに話すときに

 

あなたの魅力も伝わったらいいと思いませんか?

 

今回は、そんな「伝わる読書術」をご提案します。

 

 

・語彙力はつけなくてもいい!? こんな落とし穴にご注意を!

 

語彙力をつけるための本が流行中で

 

多くの語彙を増やす本が出版されています。

 

 

ボキャブラリーが豊富なのは知的で良いのですが

 

相手がスムーズに理解できない言葉を使うのは

 

ビジネスでは不利に働いてしまうので気をつけましょう。

 

 

というのも、人は簡単に理解できる情報や内容を

 

正しいと判断する傾向があるからです。

 

これを、「流暢性の処理」といいます。

 

 

つまり、会話の中で知らない単語や言い回しが出てくると

 

すんなりと情報を処理することができず

 

「この契約は保留にしたほうが良さそう」とか

 

「この人の話は難しいから気をつけよう」というように

 

相手が構えてしまうのです。

 

 

 

・簡単な言葉でもバリエーションをつけよう!

 

だからといって語彙力をつけることが

 

いつもマイナスに働くわけではありません。

 

 

難しい言葉ではなくてもさまざまな表現をすると

 

相手の共感を得やすくなります。

 

 

たとえば、何に対しても「すごい」しか言わなければ

 

「あいづちが単調な人」という印象を与えてしまいます。

 

 

 

それに対して、

 

すごい、さすがです、素晴らしい

 

尊敬します、努力の賜物ですね

 

一朝一夕には成し遂げられるものではありません

 

 

というように受け答えをすれば

 

会話も弾みそうですよね。

 

 

このように相手がすんなりと理解できる言葉で

 

いろんな言い換えや表現を身につければ

 

流暢性の処理を活用できそうです。

 

 

・簡潔にプレゼンをするための読書術

 

クライアントへのプレゼンや

 

会議で意見を述べるときなどは

 

コンパクトでわかりやすい説明が求められます。

 

 

簡潔にまとめる練習になるのが

 

読んだ本の感想を要約することです。

 

 

まずは、自分がまとめやすいと思う文字数に要約します。

 

そこから不要な部分を削っていき

 

Twitterの1投稿分や

 

3行でまとめるというように

 

要約力を鍛えていきます。

 

 

また、説明は簡潔にまとめますが

 

感想を人に話すときは

 

良いと感じた部分を深く掘り下げて

 

伝えてみるのがおすすめです。

 

 

そうすることで

 

あなたの魅力や人柄が相手に伝わるからです。

 

 

おすすめの本を5分間でプレゼンする

 

ビブリオバトルでは要約力と表現力を鍛えられるので

 

コワーキングスペースやオフィスで

 

読書の秋を楽しむイベントとして

 

挑戦してみるのはいかがでしょうか?

 

 

アウトプットのための読書術として

 

役立てていただけるとうれしいです!

Recent Posts