ヒヤリ・ハットは自信をつけるチャンス!? 「ハインリッヒの法則」とは?

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仕事で大きな失敗をしたわけではないけれど

 

ヒヤッとすることはあった・・・・・・。

 

そんな経験はありませんか?

 

その「ヒヤリ」を見逃すと大変なことになるかも!?

 

今回は、仕事で大きな失敗を防ぐ方法についてお伝えします。

 

 

・トラブルを未然に防ぐ「ハインリッヒの法則」とは?

 

「ハインリッヒの法則」は、ミスやトラブル、事故などを

 

未然に防ぐのに役立つ法則です。

 

 

損害保険会社で調査業務を行っていたハインリッヒは

 

ある工場で発生した5千件以上の労働災害について調べました。

 

すると、重傷以上の災害が1件あった場合

 

その背後には29件の軽傷の災害が起こっていたこと

 

さらに、300件の「ヒヤリ」や「ハッと」した

 

傷害のない災害が起きていたことがわかりました。

 

 

・大きな失敗を防ぐために必要なこととは?

 

大きな事故、小さな事故、ヒヤリ・ハットする事例は

 

1:29:300の割合で生じると結論づけたのが

 

ハインリッヒの法則です。

 

大きな事故(失敗)が起きないようにするためには

 

小さな失敗、ヒヤリ・ハットする事象を

 

減らしていくことが大切です。

 

 

たとえば、大きな事故を

 

「プレゼンができなかった」とします。

 

原因には、寝坊、忘れ物、準備不足、機械の故障など

 

さまざまなものがあるでしょう。

 

さらに、それぞれの原因から

 

ヒヤリ・ハットの事例を挙げていきます。

 

 

・「ヒヤリ・ハット」の振り返りが自信につながる

 

プレゼンはできたけれどトラブルがあった場合を

 

「小さな事故」とします。

 

たとえば、プレゼンの資料に抜けがあった

 

通し番号を間違っていた、パソコンにつなぐコードを忘れた

 

プレゼン中に原稿を見てばかりだった、といったことです。

 

 

それらの小さな失敗が大きな失敗にならなかったのは

 

資料が抜けていてもプレゼン力で切り抜けられたとか

 

改めて資料を提出した、誰かにコードを借りたというように

 

何らかの方法でカバーできたからです。

 

トラブルを未然に防ぐことはもちろん大事ですが

 

予想外の事態に対応できたことも書き留めておきましょう。

 

 

ヒヤリ・ハットを300件も書き出すのは大変ですが

 

件数を多く出すほど、改善するハードルは低くなっていきます。

 

 

たとえば、大きな事故が「寝坊で仕事に遅刻した」だった場合

 

ヒヤリ・ハットの事例として、二度寝してしまった

 

寝ぐせを直す時間がなかった、急いでいて人とぶつかった

 

忘れ物をしてしまった、朝食を食べる時間がなかった

 

アラームを知らない間に止めていた

 

アラームの音量が小さかった・・・・・・

 

というように挙げていきます。

 

 

一度にすべてを改めようとするのではなく

 

まずはアラームの音量を上げるとか

 

スヌーズ機能を使うというように

 

簡単にできそうなところから行動を変えていきます。

 

 

失敗を防ぐ方法を自分で考え、行動に移すことで

 

自分に自信が持てるようになります。

 

同業や異業種の人とこれまでの失敗談と原因や対策を

 

オンラインで話すのもおすすめですよ!

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