仕事が膨張する!? 休日に仕事をするのが危険な理由

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平日に仕事が進まなくても、土日に続きをすればいいか。

 

のんびり仕事をするのも好きだし・・・・・・。

 

 

その働き方、ちょっと待って!

 

休日がなくなる以外にも弊害があるのです!

 

今回は、そんな仕事と時間の関係についてお伝えします。

 

 

 

・仕事が膨張する!? 「パーキンソンの法則」とは?

 

集中すれば10分でできる仕事なのに、1時間もかかってしまった。

 

そんなことは、ありませんか?

 

想像していたより難しい内容で時間がかかったのではなく

 

集中できなかったのであれば要注意。

 

その理由は、仕事が膨張しているからです!

 

 

イギリスの政治学者であるパーキンソンが著書で提唱した

 

「パーキンソンの法則」というものがあります。

 

パーキンソンは第1法則として

 

「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」

 

と言っています。

 

 

つまり、仕事のために1時間確保していた場合

 

10分でできるはずの仕事が

 

1時間かかってしまうということです。

 

 

 

・なぜ仕事に時間をかけるとダメなのか?

 

常に集中して仕事をするのは

 

何時間も全速力で走るようなものです。

 

だから、のんびりと自分のペースで

 

誰にも邪魔されず、休日に仕事をしたい。

 

そう考える人もいるでしょう。

 

 

しかし、時間があるほど仕事が膨張してしまうので

 

仕事をする時間が延びてしまいます。

 

すると休む時間がなくなって心身に疲れが残り

 

集中力を発揮できなくなります。

 

本来10分で終わっていたはずの仕事が

 

集中しても30分かかってしまうことも!

 

 

なので、何時間も全力疾走しなくても

 

集中する時間と休む時間をつくって

 

メリハリをつけることが必要です。

 

 

 

・仕事の膨張を防ぐ、「予備時間」の作り方

 

仕事が予定通りに進まないときのために

 

予備日を作ることがありますよね?

 

週末を予備日にして、平日にできなかった仕事をする

 

という人も多いのではないでしょうか。

 

 

仕事を膨張させないためには

 

予備時間を週末ではなく

 

その日の就業時間内に設定します。

 

たとえば、9時~11時までは仕事に集中して

 

(途中で休憩をとるのはOK!)

 

11時~12時をその仕事の予備時間にします。

 

 

そうすれば、何時間も後ろ倒しにならず

 

ダラダラと仕事をすることを防げます。

 

 

予備時間を使わなかった場合は

 

前倒しで午後の仕事にとりかかりましょう。

 

そして、たとえ作業が途中でも

 

正午になったら昼休憩をとってくださいね。

 

だけど、お昼ご飯を食べると眠くなったりしますよね!?

 

眠いときに新しいことを始めるのは気合が必要です。

 

やりかけの仕事に取り組むほうが

 

スムーズに作業を再開できるはずです。

 

なので、前倒しで作業を始めることで

 

午後からの仕事がはかどりますよ。

 

 

仕事がなかなか終わらない!

 

そんなときは仕事が膨張しているのかもしれません。

 

仕事ごとに時間を区切り、膨張を抑えましょう。

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