ネガティブな人はミスが多い！？　その理由と失敗を防ぐ方法とは？

あなたはネガティブな性格ですか？　それともポジティブですか？

 

普段は明るくて前向きな性格でも

 

ネガティブな気分になることもありますよね。

 

だけど、ネガティブな気分が続くのは危険です！

 

なぜなら、ミスを連発する原因になるからです。

 

今回は、ネガティブな気分になっているときに

 

ミスを起こしやすい理由と予防策についてお伝えします。

 

 

 

・ネガティブな人は運が悪いって本当？

 

仕事で失敗して落ち込んでいたら

 

道でぶつかった人に舌打ちをされて

 

さらに、雨が降ってきてずぶ濡れに･･････。

 

こんなことが続いたら

 

「運が悪いな」って思っちゃいますよね。

 

 

これらの出来事はたまたま起こっているはずですが

 

実はその原因はネガティブな気分にあるかもしれません。

 

 

運転のプロを対象にした交通事故に関する調査があります。

 

対象者の過去の事故歴から「安全運転が多いグループ」と

 

「交通事故が多いグループ」の２つにわけました。

 

そして、全員に以下の３種類の写真を見せて

 

それぞれの写真への反応スピードを調べました。

 

 

１． ポジティブな写真（例：うれしそうな表情の男性）

 

２． ネガティブな写真（例：子供が泣いている）

 

３． ニュートラルな写真（例：風景）

 

 

これらの写真を対象者に見せたとき

 

交通事故を起こしやすい人ほど

 

ネガティブな写真への反応が強いことがわかりました。

 

 

 

・ネガティブになると事故を起こしやすくなる？

 

あなたは車の運転をしています。

 

すると、歩道に泣き叫んでいる子供がいました。

 

「迷子かな？」と気になりましたが

 

運転中のあなたは通り過ぎます。

 

しばらくすると子供のことを忘れてしまいます。

 

これがニュートラルな人の反応です。

 

 

一方、気分が落ち込んでいるときやマイナス思考な人は

 

ネガティブな出来事に強く反応を示します。

 

泣いている子供の横を通り過ぎた後も

 

「あの子はどうして泣いていたのかな？」とか

 

「放っておいて大丈夫だったかな？」というように

 

そのことばかり考えてしまいます。

 

すると運転に集中できなくなり、事故を起こしやすくなるのです。

 

 

 

・ミスを連発しないためには？

 

ネガティブな気分になっているときは

 

一度にひとつのことしか考えられなくなります。

 

そのせいで、目の前に迫る危険を見逃してしまうこともあります。

 

 

ですから、ネガティブな気分になっているときほど

 

視野を広く持つことが重要です。

 

ネガティブな出来事や感情に影響を受けず

 

状況を客観的にとらえます。

 

目の前の人が話している内容に集中して

 

ほかのことを考えないようにします。

 

 

意識的に気分を切り替えて

 

作業に集中して取り組むことで

 

事故や失敗を防げるはずです。