領収書が出なくて困った! そんなときの「出金伝票」の書き方

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フリーランスや自営業者にとって

確定申告は大変な作業ですよね。

 

今年も半分を過ぎた今だからこそ

来年の確定申告に向けて

早めに準備を始めましょう。

 

◆領収書がないときの「出金伝票」

 

確定申告で最も手間がかかるのが

経費の計算です。

 

領収書の山を整理しながら

 

「あれ?この打ち合わせの領収書がない」

ということも、ありますよね。

 

交通費や領収書が

出なかったときなどの経費を

申告するために必要なのが

 

「出金伝票」です。

 

今回は、出金伝票の書き方を

お伝えします。

 

◆出金伝票は、どんなときに使えるのか?

 

出金伝票は、領収書が

発行されなかった場合に

 

「こういったことに○円を使いました」

 

と報告する書類です。

 

出金伝票が使えるもの

 

  • 電車やバスの運賃
  • 打ち合わせ等の割り勘の支払い
  • 自動販売機や駅の売店などの領収書が出ない場合
  • 仕事用でダウンロードしたソフトやアプリ
  • 仕事での取引先のご祝儀や香典

 

こうした場合は、出金伝票が使えます。

 

「経費にしたいけれど、領収書がない……」

 

というときは

 

以下の項目を書いて

残しておいてください。

 

◆出金伝票に必要な項目

 

実は、出金伝票には

規定の書式がありません。

 

なので、どのような書き方を

してもOKですが

 

以下の項目を記録しておく

必要があります。

 

  1.  支払いをした日時
  2.  支払いをした相手(店舗名、機関名、氏名など)
  3.  支払った金額
  4.  支払った品名・サービス名
  5.  支払った目的

 

支払った相手に関しては

たとえば、打ち合わせをしながら

食事をした場合は

 

自分が支払った金額と店舗名に加えて

店舗の電話番号や

住所も書いておきましょう。

 

打ち合わせの場合などは

 

目的のところに

相手の名前も残しておけば

 

出金伝票や領収書の

整理の際にもスムーズです。

 

◆出金伝票に付けておくもの

 

基本的には上記の情報を

記録しておけばOKですが

 

領収書がないということは

 

支払った証拠がない

ということでもあります。

 

ですから、念のために

支払ったことがわかる物は

 

添付して

保存しておくといいでしょう。

 

打ち合わせがてらの食事
… ショップカード

結婚式のご祝儀、お葬式の香典
… 招待状や案内状

交通費
… ICカード、ETCの履歴の照会

 

というように、

 

できるだけ支払い先と

金額が裏付けされるような

 

証拠を添付して

残しておくようにしてください。

 

◆出金伝票を書くタイミング

 

領収書やレシートがない分

出金伝票を書くのを溜めてしまうと

 

思い出したり、モレがあったりして

手間がかかります。

 

ですから、市販の出金伝票の用紙や

メモ帳を持ち歩いて

 

打ち合わせや支払いの直後に

書く習慣をつけるといいですね。

 

「領収書がないから」

 

と諦めていた仕事にかけたお金も

 

出金伝票を書いて

経費として申告しましょう。

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