暗いニュースで落ち込んだ気分を上向きにする方法

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良くないニュースが長く続くと

 

世間が暗いムードに包まれます。

 

 

すると、個人も気持ちがふさぐようになり

 

悪循環が起こってしまいます。

 

 

今まさに、世界中がそんな雰囲気ですよね。

 

そんなどんよりとしたムードになるのは

 

人の「気分」が関係しています。

 

 

今回は、こんなときだからこそ

 

前向きに今後について考えるための

 

「気分」との付き合い方をお伝えします。

 

 

 

・良い状況も悪い状況も、「気分」によって受け止め方が違う

 

人によって性格や価値観が違うので

 

同じ状況でも行動や考え方が違うものです。

 

 

さらに、その時々の「気分」によっても

 

感じ方が変わってくるといわれています。

 

 

心理学の調査では

 

自分が「幸福」か「不幸」かによって

 

他者に対する感情が変化することが

 

わかっています。

 

 

他者とは身近な人だけでなく

 

ニュースやドラマ、映画の登場人物なども含まれます。

 

 

 

・人の幸せを素直に喜べるかどうかは、気分次第である

 

他者からもたらされる情報に対して

 

何らかの反応を示すことを

 

「共感」といいます。

 

 

共感は一般的に

 

相手と同じ気持ちになったり

 

思いを理解したりすること

 

というイメージがありますが

 

同じ気持ちではなくても

 

相手の話や状況に反応を示すこと

 

全般を指します。

 

 

たとえば、けがをしている人を見たときに

 

自分はけがをしていないのに

 

「痛そう」と顔をしかめるのも共感です。

 

 

それでは、4パターンの共感について解説します。

 

 

1.自分が幸福 × 他者も幸福

 

他者の幸福に共感し、「良かった」と素直に感じる。

 

 

2.自分が幸福 × 他者が不幸

 

他者が不幸になることに喜びを感じる。

 

自分が手を下すことなく他者が不幸になったり

 

失敗したりするとうれしくなる心理を

 

「シャーデンフロイデ」といいます。

 

 

3.自分が不幸 × 他者が幸福

 

「あの人だけ幸せになるなんて」という気分になる。

 

良い知らせに対してショックを示したり

 

憎いという感情を抱いたりします。

 

 

4.自分が不幸 × 他者も不幸

 

負の感情に共感を示し、悲しい気持ちになる。

 

相手と自分が同じ状況でなくても共感します。

 

 

 

・暗い気分になりがちなときに、前向きになる方法

 

今は、他者(世間)が不幸な状況なので

 

2と4の気分を感じる人が多いといえます。

 

 

たとえば、ライバルや成功している人の

 

イベントやセミナーなどが中止になって

 

ホッとしたり、焦りから解放されたりするのは

 

2の気分に当てはまります。

 

 

また、暗いニュースを見るたびに

 

「これからどうしよう・・・・・・」と落ち込むのが4です。

 

 

前向きに考えるためには

 

まずは落ち込んでいる気分を回復させます。

 

 

「時間ができたらしよう」と後回しにしていたことに

 

取り組むのがおすすめです。

 

たとえば、書類のファイリングや整理整頓

 

ホームページやブログの情報の整理などが◎。

 

 

行動することで気分転換ができ

 

達成感を得られるので

 

自然と気持ちが上向きになってきますよ。

 

この記事が少しでもお役に立てばうれしいです!

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