ビジネスパートナーの「自己効力感」の上げ方

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一緒に仕事をしている人のモチベーションが下がっているみたい。

 

コロナ禍によって将来に対する不安を感じる人は多いものです。

 

さらに、仕事が減ったことで精神的に参ってしまうなど

 

仕事に対するモチベーションが下がってしまうのも

 

ウィズコロナ時代では仕方がないのかもしれません。

 

 

意欲を復活させるために必要なのが「自己効力感」です。

 

今回は、周囲の人の自己効力感を上げる

 

言葉のかけ方や接し方についてお伝えします。

 

 

 

・自己効力感を上げる言葉のかけ方

 

自己効力感とは、目標を達成できる、仕事をやり遂げられると

 

自分自身を信じて行動できることをいいます。

 

また、成功体験を積むことにより

 

効力感が高まるといわれています。

 

 

ただ、先行き不安なコロナ禍では

 

「できる!」という自信を持ちにくいですよね。

 

 

成功体験を積む以外には

 

他者から認められること(承認)や

 

「能力があるからできるよ!」と説得、励まされる

 

ことによって自己効力感は高まります。

 

 

ですから、ビジネスパートナーや同僚などの

 

モチベーションが下がっているときは

 

その人の良いところを具体的に褒めるといいでしょう。

 

 

・どうしても自信が持てない人の自己効力感の高め方

 

承認や励ましの言葉をかけても

 

「いやいや、わたしなんて・・・・・・」と

 

自信につながらない場合があります。

 

そんなときは、仕事に関する勉強をすることで

 

自己効力感を上げるのがいいでしょう。

 

専門知識を身につけたり、資格を取得したりすることで

 

自信が持てるようになるからです。

 

これを、「学業的自己効力感」といいます。

 

 

・人との関わりで自己効力感を高める方法

 

それから、承認しても心に響かない場合は

 

能力や仕事ぶりなどを褒めるのではなく

 

その人との関わって良かったと思うことを

 

具体的に伝えるといいでしょう。

 

 

「◯◯さんが話を聴いてくれたから心が落ち着いた」とか

 

「共感してくれてうれしい」というように相手に伝えます。

 

 

対人関係における自己効力感を、「社会的自己効力感」といいます。

 

「人の役に立てた」という経験を積み

 

また、人間関係がうまくいくことで

 

自分に自信が持てるようになり

 

仕事や物事に対しても前向きに取り組めます。

 

 

 

いかがでしたか?

 

これらは周囲の人に対してだけでなく

 

自分自身にも使えます。

 

 

自己効力感やモチベーションが下がっているときに

 

とにかく頑張ろうとすると

 

余計に負担がかかってしまいます。

 

勉強や身近な人とコミュニケーションをとるうちに

 

自然とやる気が出てくるのを待つのが

 

コロナ禍のモチベーションアップ術だといえそうです。

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