責任感が強い人がキャパオーバーにならない方法とは?

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責任感が強い人は周囲の人から信頼され

 

人も仕事の依頼も集まってきます。

 

 

ところが、責任感が強いために仕事を断れなかったり

 

友達や仕事仲間からの相談にのったりして

 

時間も体力もなくなってしまうということも……。

 

今回は、責任感が強い人がキャパオーバーにならない方法をお伝えします。

 

 

 

・なぜ、責任感が強い人がキャパオーバーになりやすいの?

 

責任感がある人は、「自分がやらなければ」という気持ちが強く

 

引き受けた仕事を最後まで完璧にやろうとします。

 

 

急な仕事を頼まれても、「自分がやらなければ」と思って断れず

 

相談を受けたときも、「自分が話を聴かなければ」と時間をとります。

 

すると、物理的に時間がなくなってしまい

 

キャパオーバーになってしまうのです。

 

 

 

・人に時間を奪われない! 「課題の分離」とは?

 

アドラー心理学に、「課題の分離」という考え方があります。

 

自分が置かれている環境で起こるさまざまな出来事を

 

誰の課題なのか仕分けることをいいます。

 

 

この考え方は、責任感が強い人のオーバーワークを防ぐのに有効です。

 

人から仕事や用事を頼まれたら

 

「これは誰にとっての課題だろう?」と自分に問いかけます。

 

「本当に自分がやらなければならないのか?」と考え

 

相手の課題である場合は自分から切り離します。

 

 

 

・課題を分離したときの人との付き合い方

 

たとえば、得意先から急な仕事を頼まれたとします。

 

ですが、それは発注ミスや人員の確保ができていなかったという

 

得意先が抱えている課題であり、あなたの課題ではないはずです。

 

だから、「何とかしなければならない」と思わなくていいのです。

 

 

課題が自分にない場合は仕事を断るか

 

「〇日までだったらできます」というように

 

無理のない範囲で引き受けます。

 

すると、相手はほかの人を頼るか、

 

あなたが出した条件で仕事を依頼するでしょう。

 

 

 

・「課題の分離」でストレスも軽くなる!

 

責任感が強い人はミスやトラブルが起こったときも

 

「自分の責任だ」と考える傾向があります。

 

 

そんなときも、「課題の分離」は有効です。

 

ミスが起こったら、「これは自分の責任だろうか?」と検証します。

 

ミスの原因や状況を客観的にとらえることで

 

同じ事態を引き起こさないための方法も見えてきます。

 

 

ひとりで責任や問題を抱え込むのではなく

 

一緒に働く人たちと検証するのがおすすめです。

 

 

キャパオーバーになる前に

 

「課題の分離」を意識してみてくださいね。

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