ネガティブスパイラルから脱出する! 「気分一致効果」とは?

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体が疲れているときは、思考がネガティブになりがちです。

 

思考がネガティブになると、さらに気持ちが落ち込んでしまう。

 

そんなことはありませんか?

 

今回は、そんなメンタルの悪循環に陥らない方法についてお伝えします。

 

 

 

・ネガティブになる原因「気分一致効果」とは?

 

「気分一致効果」とは、心の働きのひとつです。

 

ポジティブな気分のときはポジティブな感情が生じやすく

 

ネガティブな気分のときはネガティブな感情が生じやすいというものです。

 

気分とは、ある期間持続する感情の状態をいいます。

 

「なんとなく気分が晴れない」というように

 

漠然としているのが特徴です。

 

 

たとえば、仕事で失敗するといった出来事がきっかけで

 

ネガティブな気分になったとします。

 

するとネガティブな感情を抱きやすくなり

 

自分に自信が持てないとか

 

劣等感や自己嫌悪を感じることがあります。

 

これが悪循環を引き起こす原因です。

 

 

 

・落ち込むと判断力が鈍る理由

 

気分一致効果は、感情を一時的に引き起こすだけではありません。

 

現在の感情が、未来にも影響を及ぼすのです。

 

 

今、ネガティブな気分になっているとします。

 

すると、過去に同じような感情になったときのことを

 

思い出してしまいます。

 

そして、ネガティブな感情を引き起こします。

 

 

仕事でミスをしたのがネガティブな気分のきっかけなら

 

同じようなミスをしてしまった経験や

 

クライアントや上司に叱られたことを思い出します。

 

そのせいで余計に落ち込んでしまい

 

自分の判断に自信が持てなくなるのです。

 

 

 

・ポジティブになる方法は先人に習え!

 

ですから、ネガティブな気分になったときは

 

できるだけ早く気持ちを立て直すことが大事です!

 

それでは、ポジティブになるにはどうすればいいのでしょうか?

 

 

それは、人生の先輩の生き方・考え方を取り入れることです。

 

 

年齢を重ねると若い頃よりも体力や運動機能

 

認知能力などが落ちてしまいます。

 

するとネガティブになりそうですが、そんなことはありません。

 

 

老年期を迎えた人は、主観的な幸福感が高いといわれています。

 

それは、老年期になるとネガティブな情報を避けて

 

ポジティブな情報を取り入れようとするためです。

 

この考え方を「社会情動的選択性理論」といいます。

 

 

ポジティブな気分で過ごすために

 

この理論を取り入れるのがおすすめです!

 

 

ネガティブになっているときは

 

明るい気分になる映画を見たり

 

マンガを読んだりするのがおすすめです。

 

それから、ポジティブな感情がわいてくる行動をとるといいですね。

 

家族や友達と話すとか、過去に褒められたことを思い出すのも◎。

 

 

うれしい気持ち(感情)になれば

 

気分一致効果によってポジティブでいられます。

 

ぜひ、試してみてくださいね。

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