モチベーションが続く新年の目標の立て方

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新年の目標を立てたのに三日坊主で終わった。

 

目標へのモチベーションが続かない!

 

 

モチベーションが続かない原因は

 

目標の立て方にあるのかもしれません。

 

 

今回は、自律的に行動を起こせる

 

「自己決定理論」についてお伝えします。

 

 

 

・「自己決定理論」に基づいた目標の立て方とは?

 

心理学者のデシが提唱したのが「自己決定理論」です。

 

行動を起こすための動機付けには6つの種類があり

 

「これをやる!」と決めて行動を起こしたり

 

自分を律して行動したりする動機付けを解説したものです。

 

 

「やりたくない」と思いながら行動するよりも

 

「楽しい!」と思える行動のほうがやる気が出ます。

 

つまり、「行動したい」と思える目標を立てれば

 

モチベーションが続くということです。

 

では、6つの動機付けについて解説していきます!

 

 

 

1.内発的調整

 

興味があることや好きなことをしたい気持ちが

 

内側からわいてきている状態です。

 

これを内発的動機付けといいます。

 

6つの中で最も行動を起こしやすく

 

モチベーションも続きます。

 

 

 

2.統合的調整

 

自分の価値観と一致することが

 

行動の動機付けになります。

 

仕事で目標を立てるときや

 

人と協力して何かをするとき

 

新しいことを始めるときは

 

目的や価値観を一致させることで

 

モチベーションが続きやすくなります。

 

 

 

3.同一化的調整

 

自分にとって重要であるとか

 

将来のために必要だという思いが

 

動機付けになります。

 

たとえば、資格取得のための勉強や貯蓄といった

 

目標がこれに当たります。

 

 

 

4.取り入れ的調整

 

知らなければ人前で恥をかくかもしれない

 

という不安が行動の動機付けになります。

 

「勉強したい」という内発的動機付けはないものの

 

知識不足でミスをするかもしれないという不安から

 

仕事に関する勉強を始めるというのがこれに当たります。

 

 

 

5.外的調整

 

上司から言われたから行動するとか

 

叱られるのが嫌だから頑張るというのが

 

行動の動機付けになります。

 

売上のノルマや職場で決められた数値目標などが

 

これに当たります。

 

 

 

6.無動機付け

 

「やりたい」というモチベーションが持てない行動です。

 

他者からの命令や指示がこれに当たります。

 

「やりたくない」と思っていても

 

行動しなければならないので

 

やりがいを感じられず、やる気が起きません。

 

 

 

・モチベーションが続きやすい目標とは?

 

内発的動機付けでなければやる気が続かず

 

行動できないわけではありません。

 

ただし、内発的動機付けがあったほうが

 

モチベーションが続きやすいといえます。

 

ですから、まずは新年に立てた目標が

 

どの動機付けによるのかチェックしましょう。

 

「やりたいこと」だと思っていたけれど

 

人から「こう見られたい」という気持ちから

 

目標に掲げていたということに気付き

 

目標を修正する場合もあるでしょう。

 

 

また、「勉強しなければならない」という義務感から

 

目標を立てたけれど

 

勉強をしているうちに楽しくなってきたり

 

「お客様の役に立ちたい」という

 

自分の価値観と一致する行動だと気付いて

 

やる気がわいてきたりすることもあるでしょう。

 

 

目標を立てたけれど行動を起こせないときの

 

参考になればうれしいです!

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