あなどってはいけない5月病! 連休中にできる心のケア方法

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ゴールデンウィーク明けにやってくる

 

体のだるさや心の不調。

 

新しい環境に慣れてきた頃にやってくるのが5月病です。

 

「そのうち調子が戻るだろう」と思っていたら

 

余計に落ち込んでしまうこともあります。

 

5月病の原因は、連休による生活リズムの乱れだけではないからです。

 

 

今回は、5月病を予防する心のケア方法についてお伝えします。

 

 

 

・5月病をあなどるなかれ! 「適応障害」って何?

 

5月病は、新入生や新社会人が環境に慣れ始めた連休明けに

 

それまでにたまった疲れやストレスが原因で

 

仕事に行けなくなる、体調を崩すといった現象をいいます。

 

最近では、新入社員の仕事が本格的に始まる時期に症状が出るため

 

「6月病」ともいわれることもあるそうです。

 

 

では、5月病とは一体なんなのでしょうか?

 

5月病は「適応障害」のひとつです。

 

適応障害は、特定の状況や出来事がつらく感じられ

 

抑うつや焦り、緊張など、気分の変調を起こすことをいいます。

 

 

 

・完璧主義をやめて、5月病を予防する4つの方法

 

真面目な性格の人ほどストレスを感じやすく

 

5月病になる恐れがあります。

 

ここでは、5月病を未然に防ぐ4つの方法をお伝えします。

 

 

1.「べき思考」をやめる

 

「◯◯すべき」や「~しなければならない」という考えを

 

心理学では「べき思考」といいます。

 

多くのルールを自分や周囲の人に課していると

 

うまくいかなかったときに挫折を味わい

 

失敗した自分を責めてしまいます。

 

まずは自分が持っている「べき思考」に気づくことが大事です。

 

そして、「本当にしなければならないことだろうか?」と問いかけます。

 

そうすることで、「べき思考」に縛られなくなり

 

自分にも周りの人にも完璧を求めなくなりますよ。

 

 

2.ストレスの原因を明らかにする

 

ストレスの原因のことを、「ストレッサー」といいます。

 

今、ストレスを感じているなら、まずはその原因を突き止めましょう。

 

そして、そのストレッサーが自分で対処できるものなのか

 

それとも自分ではどうにもならない問題なのか判断します。

 

 

 

3.信頼できる人に相談する

 

ストレスの原因や問題、今感じていることなどを

 

信頼できる人に話してみてください。

 

ひとりで抱え込まないことがなによりも大切です。

 

 

また、自分とは違う視点や価値観を持っている人と話せば

 

「そんな考え方があったのか!」と目からウロコが落ちることも。

 

無意識の「べき思考」にも気づけそうです。

 

 

 

4.オフの時間を思いきり楽しむ

 

せっかくの連休なのに仕事のことばかり考えてしまう。

 

それは、ずっとドーパミンが出ている状態で

 

体も心も休まりません。

 

 

思いきりオフを楽しむことでストレスを解消できます。

 

趣味に没頭する、ビデオ通話で人と話すなどして

 

気分転換をしましょう。

 

 

 

・まとめ

 

いかがでしたか?

 

適応障害はストレスがなくなれば

 

半年ほどでおさまるといわれています。

 

ですが、うつ病の前段階になっていることも多いので

 

不調を感じたら早めに専門機関を受診してください。

 

心と体を大切にしつつ、連休を楽しんでくださいね!

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